「連写したのに、保存中でシャッターが押せない……」そんな経験はありませんか?実はそれ、SDカードの書き込み速度が原因かもしれません。
息子の少年野球を撮り始めて気づいた、メモリーカード選びのポイントをお伝えします。
- 連写撮影でSDカードの「書き込み速度」が重要な理由
- 容量・読み込み速度・書き込み速度の違いと選び方の基準
- Wi-Fi機能付きSDカードやデータ管理のプチ情報
連写中に「保存待ち」が発生する――その原因はSDカードにある
少年野球の撮影では、打った瞬間や走塁のシーンを連写で狙うことが多いですよね。ところが、連写しているうちに突然シャッターが押せなくなることがあります。
これはカメラのバッファ(一時保存領域)がいっぱいになり、SDカードへの書き込みが終わるまで待っている状態です。
このとき問題になるのがSDカードの「書き込み速度」です。書き込み速度が遅いと、バッファから吐き出すのに時間がかかり、その間シャッターが押せません。
大事な打席やダイビングキャッチの瞬間を逃すことにもつながります。連写をよく使う方ほど、書き込み速度の速いSDカードを選ぶことが重要です。

梶原(管理人)
息子がまだ小さかった頃、SanDiskの8GBくらいのSDカードを使っていました。速度なんて気にしたことがなかったんですが、連射で撮ると保存に時間がかかってタイムロスになることがありました。今でも思い出す、あの「あっ、止まった」という感覚(笑)。
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連写の快適さはSDカードだけでなく、カメラ本体のAF性能とも深く関係しています。カメラ選びで悩んでいる方はこちらも参考にしてみてください。
「読み込み速度」と「書き込み速度」――この2つは別物です
SDカードのパッケージには、よく「170MB/s」などの数字が書いてあります。ただし、読み込み速度と書き込み速度は別の数字です。
読み込み速度は、SDカードからパソコンへデータを転送する速さです。撮影後にパソコンへ写真を取り込む時間に影響します。
書き込み速度は、カメラがSDカードにデータを保存する速さです。連写撮影に直接影響するのはこちらです。
パッケージに大きく書かれている数字は「読み込み速度」であることが多いので注意が必要です。
書き込み速度は小さく別記されている場合があります。購入前に必ず確認しましょう。
⚠️ 重要ポイント:パッケージの大きな数字=読み込み速度
SDカードのパッケージに大きく表示されている速度は、多くの場合「読み込み速度」です。連写に関係する「書き込み速度」は別に記載されていることが多いため、購入時は必ず両方の数字を確認してください。
SDカードのスペック比較――少年野球撮影に選ぶならどれ?
SDカードはメーカーや種類によって、速度・容量・価格がさまざまです。ここでは代表的な3つのクラスを比較します。
| 項目 | エントリークラス | ミドルクラス | ハイエンドクラス |
|---|---|---|---|
| 書き込み速度の目安 | 10〜30MB/s | 60〜90MB/s | 90〜200MB/s以上 |
| 読み込み速度の目安 | 40〜80MB/s | 100〜130MB/s | 150〜200MB/s以上 |
| 連写撮影への適性 | △ バッファ詰まりが起きやすい | ○ 多くの場面で問題なし | ◎ 高速連写にも対応しやすい |
| 価格帯(64GB目安) | 500〜1,000円前後 | 1,500〜2,500円前後 | 3,000〜5,000円前後 |
| こんな方に向いている | スナップ・動画なし・連写少ない | 連写も使いたい・コスパ重視 | 高速連写・RAW撮影・動画も撮る |
少年野球の撮影では、ミドルクラス以上を選んでおくと安心です。値段だけで選ばず、書き込み速度を必ず確認する習慣をつけましょう。

梶原(管理人)
息子が小学校に上がって野球を始めたのをきっかけに、ソニーのα7ⅡとあわせてSDカードも買い換えました。今でも使っているのが「SanDisk 64GB Extreme PRO UHS-I SDXC 170MB/s」です。書き込み速度が90MB/sあって、試合中の連写でストレスを感じたことがないですね。試合後のパソコンへの転送も読み込み速度170MB/sのおかげで割と早く終わります。1試合で400〜500枚くらい撮って、この容量で全く問題ありません。
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Wi-Fi機能付きSDカードという選択肢――スマホ転送に対応していない場合に
最近のカメラは、Wi-Fiやアプリ経由でスマホに写真を転送できる機能が増えています。試合が終わってすぐにスマホに送り、LINEで共有できるのはとても便利です。
もし使っているカメラにWi-Fi機能がない場合は、Wi-Fi機能を内蔵したSDカードという選択肢もあります。カードをWi-Fi経由でスマホと接続し、写真を転送できます。
ただし、Wi-Fi機能付きSDカードは速度面でハイエンドクラスに劣る場合もあります。連写と手軽な転送のどちらを優先するかで、選択肢が変わってきます。

梶原(管理人)
僕はソニーの専用アプリを介して、毎回カメラからスマホにデータを転送しています。これがめちゃくちゃ便利で、試合後にグラウンドでその場で共有できます。カメラにWi-Fi機能がない方は、Wi-Fi付きSDカードを検討する価値があると思います。
撮ったデータの放置はNG――試合当日中の保存がおすすめ
SDカードの容量が大きいと、ついそのままデータを溜め込みがちです。ただ、撮ったまま放置するのはあまりおすすめしません。
後からまとめて整理しようとすると、どの試合の写真かわからなくなったり、整理だけで膨大な時間がかかったりします。
なるべく試合当日中に、ハードディスクやパソコンにフォルダ分けして保存するのがおすすめです。
試合名・日付・対戦相手などでフォルダを作っておくと、後の編集や見返すときにとても助かります。
SDカードはあくまでも「一時的な保存場所」と考えて、こまめに整理する習慣をつけると、後の作業がずっとラクになります。
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まとめ――少年野球の連写撮影に合うSDカードの選び方
SDカード選びは地味に見えて、撮影の快適さに直結する重要なポイントです。値段だけで選ばず、書き込み速度をチェックする習慣をつけましょう。
- ✅ 連写撮影には「書き込み速度」が重要——パッケージの大きな数字(読み込み速度)と混同しないこと
- ✅ 少年野球の撮影にはミドルクラス以上(書き込み60MB/s以上を目安)がおすすめ
- ✅ 試合後はできるだけ当日中にPCやHDDへフォルダ分け保存——SDカードへの放置は厳禁
本記事は2026年現在の管理人の実体験に基づく内容です。カメラや機材の仕様は変更になる場合があります。最新情報はメーカー公式サイト等でご確認ください。

